ブシャール結節とは-指の関節の痛み-指関節痛の原因と症状

ブシャール結節とは？
ブシャール結節とは手指の使い過ぎにより二番目の関節の軟骨が磨り減って指の関節の痛みや腫れを伴いその周囲の骨が変形する変形性関節症の事をいいます。
ブシャール結節の原因もへバーデン結節と同じように不明で、手指を良く使う人に多く発症し、関節軟骨の使い過ぎにより年齢と伴に軟骨がすり減り、変形して行く疾患とされています。
ブシャール結節も女性に多い病気ですので、症状が軽いうちに受診して対処することが大切です。
ブシャール結節の症状としてもヘバーデン結節と同じように、関節の腫れや骨の変形、腫れた部分の指の関節の痛みなどがあります。
ブシャール結節の治療法も保存治療として、指の関節の痛みのある場合は動かさないように指を安静にする事になります。
あまりにも痛みがひどい時には、痛みを取る為に鎮痛剤の服用や痛み止めの注射、湿布や塗り薬の貼付、電気をかける、レーザ照射、温熱療法、テーピングによる関節の固定などが行われます。
変形が進行し痛みが消えず、日常生活に支障をきたすようであれば、手術療法として、関節の固定をする「関節固定術」や関節を整える「関節形成術」などを行う場合もあります。
ブシャール結節の症状として、こわばり、関節の腫れや痛み、関節が変形してくる、など関節リウマチに似た症状がありますので、関節リウマチかどうかを見分けることがとても重要です。
【目次】手指の変形性関節症
○ヘパーデン結節とは？
ヘパーデン結節とは、手指の変形性関節症の一つで指先から数えて一番目の指関節の外側に出来る骨の変形によって出来るふくらみの事をいいます。