手指の変形性関節症の症状-指の関節の痛み-指関節痛の原因と症状

手指の変形性関節症の症状！
手指の変形性関節症の症状としては、長時間の間無理な作業をした時に鈍痛が現れます。
初期の段階は指の関節の痛みも軽いのですが、変形が進行して行くと関節の動きも制限されて来ます。
加齢や手の使い過ぎなどにより発症すると言われており、発症する部位により呼び名が違います。
指先から数えて1番目の関節に起これば「ヘパーデン結節」、2番目の関節に生じるものを「ブシャール結節」、親指の指先から数えて3番目の関節（CM関節）に起こるものを「拇指ＣＭ関節症」と呼びます。
「ヘパーデン結節」と「ブシャール結節」の症状はほとんど同じ症状で、初期には物をつかんだりする時に指の関節に痛みが現れますが、症状が進行して行くと指を動かさなくても痛みを感じるようになります。
また、軟骨のすり減りが進むと指の関節の周囲に骨棘（こつきょく）ができ、関節が太く見えるようになり、指をまっすぐ伸ばせなくなったり、粘液が溜まったりする場合もあります
「拇指ＣＭ関節症」の症状は親指の指先から数えて3番目の付け根の関節に痛みが現れます。
症状が進行すると親指が開きにくくなり、関節から骨が外れる状態“亜脱臼”をおこしたり、関節が横に飛び出し変形したりします。
親指を動かすと痛みが出る為、、物をつまんだり、タオルを絞ったり、ドアノブをまわしたりするのがつらくなります。
手指の変形性関節症の診断にはエックス線検査が必要で、関節リウマチや痛風などの他の病気と区別するために血液検査などが行われることもあります。
【目次】手指の変形性関節症
○ヘパーデン結節とは？
ヘパーデン結節とは、手指の変形性関節症の一つで指先から数えて一番目の指関節の外側に出来る骨の変形によって出来るふくらみの事をいいます。