化膿性腱鞘炎

化膿性腱鞘炎!
化膿性腱鞘炎とは、普通の腱鞘炎とは違い怪我などの外傷により、細菌が傷口から侵入し化膿してしまい腱や腱鞘内にまで化膿が広がりかなりの痛みを伴う場合があります。
化膿性腱鞘炎は腱鞘内に細菌が侵入して起きる疾患ですので、普通の腱鞘炎になりやすい人が化膿性腱鞘炎になりやすいわけではありません。
化膿性腱鞘炎は指などに発症するケースが多く痛みで指が腫れるだけではなく関節が曲がってしまうこともあります。
化膿性腱鞘炎の治療としては、細菌の侵入による炎症を抑える為の抗生物質などを投与し安静にします。
抗生物質による効果がみられず症状が悪化するようであれば手術により化膿している部分を切開し腱の周囲をきれいにする必要があります。
処置が遅れた場合は炎症が広範囲に広がり、関節の機能に障害が残る可能性もありますので早い段階での治療が必要です。
化膿性腱鞘炎は進行が早い場合もありますので、放置しておくと関節や腱にそって炎症が広がるだけでなく、全身に障害が及んでしまう可能性もあります。
指などの怪我をした後に指の関節に違和感を感じ痛みがあったりして、指の関節の曲げ伸ばしをした際に肘などまで異常を感じるようであれば、早めに医師に相談した方がよいでしょう。

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