突き指の応急処置

突き指の応急処置
突き指は指先に大きな力が加わり指の関節が曲がってしまい、指関節を安定させる靱帯を部分断裂したり、指の関節の周りを痛めて内出血などをしてしまう障害の事です。
突き指すると内出血でどんどん指関節が腫れてくることがあり、どれだけ早い応急処置がとれるかで今後の治療期間に大きく影響してしまいます。
応急処置としてはRICEを行います。
○R=Rest(安静)・・・患部を安静にします。
痛めた直後から体内では修復作業が始まりますので、運動を続けていると修復作業が遅れてしまい完治を遅らせてしまいます。
○I=Ice(アイシング)・・・患部を冷却します。
患部を冷やす事で、血管が収縮し炎症を抑え痛みを軽減します。
○C=Compression(圧迫)・・・患部を圧迫します。
患部を圧迫することで、炎症や腫れを抑え痛みをコントロールします。
○E=Elevation(挙上)・・・患部を上げます。
患部を心臓より上にあげる事で、血液の流れを一時的に悪くし腫れや炎症を抑えます。
突き指の後の腫れがひどくなると治療期間が長引いてしまいます。
RICE処置を早めに行うことで腫れや炎症を抑えることが大切になります。
RICE処置を行う事で突き指の状態が安定してきます。
突き指は指関節の細い部分に発生する為に骨折したり、脱臼したりすることもあります。
骨に異常がある場合は放置しておくと曲がったままくっついてしまうこともあり、それを直す為に手術が必要になる場合もあります。
大丈夫だと自分で判断せずに、RICE処置の後に突き指の患部をテーピングをして、病院に行くようにしましょう。
突き指をしてすぐに指を引っ張る方がまだ多いようです。
引っ張る事で傷ついた骨や靱帯の組織がかえって悪化することがあるので、突き指の後に引っ張るのは絶対にしないようにしましょう。
【目次】突き指の対処法
突き指とは?
比較的、手を使うスポーツなどで多いのですが、練習や競技中に指先に大きな外力が加わり指の関節が曲がってしまい・・・

突き指の応急処置
突き指は指先に大きな力が加わり指の関節が曲がってしまい、指関節を安定させる靱帯を部分断裂したり、指の関節の周り・・・

突き指のテーピング方法!
突き指すると患部が腫れ上がってきますので、突き指直後にテーピングをしてしまうと、腫れ上がった時にテーピングの・・・

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