関節リウマチの手術療法-指の関節の痛み-指関節痛の原因と症状

関節リウマチの治療法≪手術療法≫
関節リウマチの手術療法は、破壊された関節の痛みや機能を改善し日常の生活の質を向上させる事を目的としており、関節の動きを良くしたり、ぐらついていた関節を安定させたりします。
○滑膜切除術
滑膜切除術とは、関節の変形などは少ないが、関節の腫れや関節の痛みは強い場合に滑膜切除術を行います。
手の指や手首、肘などに行われることが多く、数年で再発することが多いので効果は永久ではありません。
○関節固定術
関節リウマチで関節の変形が進み痛みがひどく生活に支障をきたしている場合など、特に関節が動かなくても支障がない部位の関節を固定して痛みを軽減します。
指関節や足関節で良く行われます。
○足趾関節形成術
関節リウマチで多い足の三角状変形は足の指の付け根が脱臼して変形し痛みが出てきます。
痛みで歩行が出来なくなる場合もあり、足趾の付け根の関節の飛び出している部分の骨を削って変形を矯正し痛みを軽減します。
○人工関節置換術
関節リウマチで壊れてしまった関節を切り取り人工の関節に置き換える手術です。
股、ヒザ、足首、肩、ヒジ、指などに行われることが多いそうです。
人工関節が永久に機能するわけではなく15～20年位だと言われています。
関節リウマチの手術療法を受けたからといって症状が一生でなくなるわけではありません。
【目次】関節リウマチ
○関節リウマチの原因関節リウマチの原因は特に特定されてませんが、人の持っている免疫機能に異常が生じることが原因とされています・・・